STOP!
めまい・メニエール病

めまいは三半規管の関係があるので、「耳」鳴りと同じジャンルでとらえられがちです。

それ自体は特に問題ではないかもしれません。

実際に耳鳴りとめまいを合わせ持つ方もおられます。

そういう意味では原因は同じかもしれません。

ただ、耳鳴り自体は、音が本当になっているわけではない、という点がちょっと考えないといけないところ。

音が鳴っているわけではないので、「耳」の疾患と言えない部分もあるわけです。

現象的に「パーツ」で考えると、関係ないような。でも患者さんのパターンを考えると、関係あるような。

現象的にといっても、耳鳴りだけ、めまいだけの人の方が多いようですから、簡単には決め付けられませんが。

では、「だけ」じゃない方たちのなかで、「同時」に発症する人はどのくらいおられるのでしょうか?

発症といっても一番最初に症状がでたときではなくて、めまいに襲われながら耳がキーーーーーンとしているとか。

耳で蝉が鳴いているのを聞きながら、めまいに襲われたとか。

どうも、起るときは、どちらか一方、という方が多いような気がします。

これにはなにか意味があるのでしょうか?

同じ根っこなら、同時に、しかもよりキツクなって襲い掛かってくるような気がしないでもありません。

しかし、そうでないとするならば、そこにはどんな意味が考えられるのでしょうか。

これからいくつかの事柄を検証していきましょう。

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めまい・メニエール病
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たとえばメニエール病。

フランスの医師メニエールが名づけためまいと耳鳴り、吐き気を伴う内耳の病気とされています。

ストレスなど何らかの原因によって内耳にリンパ浮腫がおこるために、平衡感覚と聴覚に異常がおこります。ここからめまいにつながっていくわけです。

耳鳴り単発と違うのめまいとともに吐き気をともなうことがあること。

耳鳴り、めまい、どちらにしても、不快感やいつ起こるか、という不安感などをともなうので、精神的に不安定になり生活の質に影響してくることがあります。

特に大発作の時は激しい回転性のめまいがして、天井がグルグル回り立っていられません。同時に強い吐き気を伴います。

やや落ち着いてくるとフワフワやユラユラといった動揺性のめまいになります。しかし無理を続けると大発作が再発することがあります。

その激しい不快感のために精神的に不安定になり、不安感や恐怖感、不眠が強くあらわれます。

聴力低下や耳鳴りも数多くみられます。経過が長引くにつれてQOL(生活の質)が大幅に低下してゆきます。
やる気と集中力が失せて自閉やうつ傾向がでる人もあり、そのためにやむなく仕事を失うケースもあります。

どちらの病気にも共通していえることは、内耳の聴覚と平衡覚の障害によっておこる病気とされています。

そしてその原因としてはいろいろ述べられているのですが、たとえば、、

激しいストレスによるもの。

アドレナリンが多量に出るために血管が収縮して循環障害から内耳に浮腫がおきるという説があります。

睡眠不足の影響により脳神経が休まる時間が足りず、正常な恒常性を保ちづらい、ということも考えられています。

慢性疲労により疲労物質が蓄積して新陳代謝が衰える、という点。

自律神経の不安定が続くことにより脳内神経回路に誤作動がおきる。

その表れである、という見方。

(もちろん、耳鳴りやめまいには他にもカゼ、中耳炎、鼻炎、騒音なども原因となることがあります。)

こういうことはネットや本をひもといてもらえればこの類の表現にすぐ出会うはずです。

さて、これらの原因から自分でできる改善方法は?と考えていくと。

生活習慣の見直し、につきることになってしまいます。

つまり、耳、内耳、三半規管、といった個別のパーツがクローズアップされる病気であろうとも、「根っこは同じ」という見方が成り立つと思うのです。

そうでなければ、個人には手の出ない病気になってしまう、ともいえるのですが。自分で三半規管をケアできる人なんていませんからね。

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めまい・メニエール病